どうやら私は少年が出てくる作品に弱いみたい。
スタンド・バイ・ミーとかグーニーズとかが原体験だからかなぁ。
俳優・スタッフ共によく知らない(苦笑)人たちなのですが、
フライヤーの少年に釘付けになって観ることにしました。
少年は金髪のベリーショート。蒼白い肌に赤いTシャツ。Tシャツじゃない時は赤いジャージを
着ています。そしてボトムは濃い青のジーンズ。あまり笑いません。眉間に立てジワ。
兎に角ほっそくってかわいいぃ。
その少年は施設に預けられ待てど暮らせど迎えに来ぬ父親を待ち、
待ちきれずに逢いに行き、しかし拒絶されるという可哀想さ。
まぁこちらとしては父親がそうする理由(ネタバレ)も仕方ないかなーと思ってしまうのですが・・・。
大人になってしまった己の主観でしょうか・・・。
で少年は、週末里親になってくれた女性と交流を深めていきます。
しかし私は同性でありながら女性に感情移入できませんでした。
んー、なんというか、どうして彼女は少年を引き受けたのだろうか?
そうしよう、って決意のようなもの、少年を守っていこうって気持ちが
伝わってこなかったからかな・・・。
で代わりに街のワル君が、ああやはりワルなんだなーと思いつつも
祖母?(養母?)のケアをしたり過去を話すとこを見ると、人は見た目じゃないんだなぁとか
余計な事を考えたりします。
最終的には少年は父親と繋がる事をあきらめ、ワル君やその周辺といろいろあったりを
経て、急にオトナになります!あの表情!天才子役(そっちか)!!!
まぁ人物紹介はこのへんで。
この監督のことは知らなかったのですが、映像も思いのほか綺麗だったので良かったかな。
検索したけどよくわからなかったのは、フイルムっぽい質感が気になって、
芝生の緑とか少年の赤い服、黄みがかった陽の光などなど、兎に角光と色が好み。
ベルギー映画ってこんな感じなのかな。
どーしても父親と元の暮らしがしたいっていう少年の勢い。
どーしても息子と暮らせないって父親のどーしようもない気持ち。
どーしても昔の己を思い出し共感してしまうワル君の態度。
ヒリっとしたキモチは万国共通なのかも・・・しれないなぁと思ったのでした。
(2012年4月10日@Bunkamuraル・シネマ)